Updated 2026年4月21日 08:02CoinCex editorial review
DeFiプロトコル群、AaveのETH貸出・ループ利用者向け緊急脱出口を共同構築
Fluid主導のaWETH Redemption ProtocolはLido、Ether.fi、1inch、0x、Kyberと連携して立ち上がり、48時間以内にAave凍結済みWETHプールから約1億3600万ドルの引き出しを処理した。
Kelp DAOブリッジでの偽造クロスチェーンメッセージがAaveで数億ドルの不良債権を生み出した。その原因と同じアーキテクチャの開放性が、今度は48時間で自前の解毒剤を生み出した。複数のDeFiプロトコルの連合が緊急脱出ルートを構築したのである。 FluidはDeFiのDEXおよび貸出プロトコルだ。他のDeFiプロトコルと協力し、Aave上のETHデポジット利用者やループ利用者がWETHポジションをスワップできる仕組みを構築した。これにより、プロトコルから完全に退出するか、別の担保タイプへ切り替えることが可能になった。2億9000万ドルに上るKelp DAOエクスプロイトの直後、直接的な引き出しが利用できない状況下での対応策として実装された。 aWETH Redemption Protocolは、公開から最初の48時間で58,510 aWETHを処理した。金額にして約1億3600万ドルに相当する。これはAaveの凍結されたWETHプールからの引き出し分である。Fluidが公開しているDuneダッシュボードで、これらのデータはリアルタイムで確認できる。 直接的な引き出しが停止されたプールに対して、代替の清算・移動経路をどう実装するかは技術的な検討課題だ。今回は既存の流動性とスワップ経路を組み合わせることでリスクを抑えつつ撤退を実現した事例と言える。
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