Updated 2026年1月13日 00:31CoinCex editorial team
ドル・国債・株価指数の同時下落…FRB懸念で米資産の魅力低下
トランプ米大統領とパウエルFRB議長の対立が再燃し、米国金融資産の投資魅力が低下している。 FRBの独立性への懸念が強まる中、ドル、米国債、株価指数先物が軟調に推移した。 ブルームバーグの12日付報道によれば、パウエル議長は11日、米司法省がFRB本部の改修工事をめぐり調査手続きに着手したと述べた。
トランプ米大統領とパウエルFRB議長の対立が再び表面化している。これを受け、米国金融資産の投資魅力は低下している。FRBの独立性が損なわれる可能性への懸念が高まる中、ドル、米国債、株価指数先物が軟調に推移した。
12日(現地時間)の報道によれば、パウエル議長は前日の11日、米司法省がFRB本部の改修事業に関して調査手続きを開始したと明らかにした。パウエル議長は、この件が金利政策を巡る政治的圧力と絡んでいると主張している。
トランプ大統領は、基準金利をより迅速かつ大幅に引き下げるべきだとし、パウエル議長とFRBを公然と批判してきた。対してFRBは、インフレ再燃のリスクを理由に、利下げのペースを調整してきた。
FRBの独立性を巡るこうした論争が注目される中、金融市場全体に圧力がかかっている。ブルームバーグ・ドル指数は0.3%下落し、昨年12月23日以来の大幅下落を記録した。S&P500先物は0.7%安となった。米10年国債利回りは3bp上昇して4.20%となり、昨年9月以来の高水準に向かった。30年国債利回りも5bp上昇し、4.86%を記録した。
12日(現地時間)の報道によると、投資家はFRBの政策判断が政治的変数に左右される場合、ドルの安全資産としての地位や米国金融市場全体への信頼が損なわれる可能性を懸念している。実際、ドル安に伴い金価格は上昇し、長期国債利回りは上昇基調を示した。
市場では、FRBを巡る政治的不確実性が続けば、米国資産の比率を減らし、他の地域へ投資先をシフトさせる動きが強まるとの観測が出ている。ただし、ドルの基軸通貨としての地位や米国債市場の流動性を考慮し、今回の変動は短期的なものに留まるとの見方も一部で提起されている。
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